HackDay 2019 結果発表!!!
はたして、投票システムは間に合ったのか?!
サービス開発部に活性化を!ということで開催された、HackDay2019。どんなものが作られたのでしょうか。
いよいよ発表会

いよいよ、よくわからないアイディアが披露されてから数日後、ついに、アイディアは形となって日の目を見ることに。"猫"とか、"DEATH STAR"とか、"引力"とか。(よくわからない方はHACKDAY CAME BACKを読み込んでください)
『テクノロジードリブンで部署に活気を!』はどう、実現されるのでしょうか?はたして、優勝は誰の手に?
Team 1 引力

Team1は、惹かれ合う力『引力』。惹かれ合う力とは?我がサービス開発部は、コミュニケーションにSlackを利用しています。そこには、惹かれ合う力が存在している。なんと、そんな力を"AI"(Antonio Inoki)が察知し、引き合わせるというもの。
皆さん大好き、Slackには、"リアクション"と呼ばれる、素晴らしい機能が実装されています。これを、なんと、"AI"が、監視して、惹き合うものを引き合わせるという。たとえば、🍣のリアクションをすると、"AI"が察知し、共通項のある社員(🍣リアクションをしたことある人)に、🍣会のDMを送りつけるというもの。

得られる効能としては、
- 自分から誘いづらくても、push型で誘われるので参加しやすい
- メンバーが集合時までわからないので、いつメンで固まることがない
- 惹かれ合う力で集まったメンバーなので、自然と会話が盛り上がる
と利点ばかりですね!
今後の予定としては、
- 惹かれ合う力を増やす(🍛とか、🍜とか、同じ本を読んでるとかとかとか)
だそうです。乞うご期待!
Team2 DEATH STARを作る

予算的に厳しかったので、諦めたそうです。
Team2 DEATH STARを作る改めFree Time

前回のハッカソンの優勝作品「Free Time」を改善することにしたそうです。これは、打ち合わせをしたいときなど、複数人の予定を確認し、日程をすり合わせ、部屋を予約するのをお手伝いするツール。非常に、便利な機能だったのですが、様々な困難を乗り越えられずに、惜しまれながら、運用を停止するといった歴史がありました。
Team2では、なぜ、惜しまれながらも停止してしまったのかと考え、課題は、組織のコミュニケーションにあると看破しました。なので、今回はPythonで、作成し、アーキテクチャを簡単にすることで、コミュニケーションを図り、存続できるようにしたそうです。(何言ってるか私には理解でき。。。。。)
いくつかの追加実装を経て、満を持してリリースされた今回は、継続して利用されるといいですね。
Team3 猫を飼おう

出落ちですいません。猫です。そう猫です。それ以上でも、それ以下でもありません。これは、もう猫としか言えない猫です。可愛い顔しています。
「吾輩の猫である。名前はニャンコミさんβ(♂・3歳)である」
得られる効能は、
- 業務で直接関わらない人ともコミュニケーションをとれる
- オフラインでのコミュニケーションをとれるようになる
良いメリットですね。猫アレルギーでも大丈夫です。

今後の予定ですが、製品版では、
- 餌やり機能
- なでなで機能
- 目が光る(緑色)
- 自動徘徊、衝突回避機能搭載
の予定とのこと。更に、好評であれば、
- 猫じゃらし誘導機能
- ユーザ識別エサ&なつく機能
- 猫の集会を開く機能
が実装されるとのことです。これからも、ニャンコミさんから目が離せません。
Team4 TimesPro-SD

アイディア発表会時点では、「Slackのトレンド集め」、「社内書籍の感想シェアシステム」、「安心してトイレに行けるシステム」と、まだまだ検討中でしたが、一体何を作り上げてきたのでしょうか?
弊社Slackには、一時期話題になった分報なるチャンネル(参考:Slackで「分報」を導入したらめっちゃ作業効率があがった)が72あるそうです(退職者の分も含む)。Team4では、弊社が以前使っていた、勤怠管理システムTimeProに着想を得て、TimesPro-SD(Times Ranking - Slack)を作成したそうです。
timesがにぎやかなのは大変良いことなのですが、すべてのチャンネルにJoinすると、チャンネルが増えすぎて、鬱陶しいとかいろいろな弊害が。でも、入らないと話題についていけない。そんな課題を解決する素晴らしいシステムを開発してくれました。

各timesで、一定期間にされたリアクションを集計。リアクションの多かった話題を表示してくれます。これで、もう、社内の話題についていけないということがなくなるはず。timesヲっちゃーの皆様も、仕事に励みながら、ワッチを続けられますね!
Team5 お前をチケットにしてやろうか!!

弊社では、Qiita Teamを使っています。でも、皆さんなかなか、書いてくれません。そこで、書いて欲しいとリクエストされれば、書くのではないかという仮設を立て、その希望を可視化するシステムを構築したそうです。このチケットの管理に、Blockchainを使う予定でしたが、オーバースペックということで見送られたそうです。
ただ、リクエストされただけでは書かないのではという当然の疑問が。そこで、今後のロードマップが発表されました。

射幸心を煽る戦略を取る予定とのことです!いっぱい、リクエストしてもらえるようにがんばります。(ロードマップが実装されたら)
Team6 TFEI

最後のチーム、Team6は、TFEIすなわち、『対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース』を作成したそうです。機能は、
- Slackへの投稿によってレベルアップする
- 投稿内容のネガティブ、ポジティブに応じて、アクションが変わる
- 放置すると寝る
- 精神状態の遷移を分析する
そうです。さらに、Githubへのcommitが一定数を超えるとお祝いしてくれる機能も搭載!

TEFI "ノエル" に励まされながら、日常のコミュニケーションを取ることができます。ノエルに祝ってもらうためにcommitしまくりましょう〜〜!!
中休み
結果発表の前に、HackDay2019発表会の全体の様子を。
真剣に見入る参加者

集計中の主催者

あ、ちなみに、投票システムは完成しなかったそうです。
結果発表
最優秀賞
発表会参加者でアイディア、技術で評価し、投票を行った結果、

ニャンコミさんに、じゃなかった、Team3に決定しました!!!!おめでとうございます。受賞のポイントは、愛くるしい顔にあるのではないかと思っています。優勝賞品で、ぜひ、増産を目指してもらいたいです。5年後には、社内のフロアーを縦横無尽に走り回るニャンコミさんが見られるかもしれません。

特別賞
今回は、弊社取締役より特別賞の授与もありました。特別賞は、Team1「引力」となりました。受賞された皆様、本当におめでとうございました。

最後に
短い期間で、アイディアを出し、技術力がバラバラな人員のチームで開発し、作り上げる。しかも、普段はあまり接点のない人とコミュニケーションを取りながら。エンジニアは、コミュニケーションを取るのが苦手だと言われがちですが、良いものを作るには、コミュニケーションは欠かせません。これを機にサービス開発部内でのコミュニケーションが活発になることを期待します。
こんな、サービス開発部で働いてみたいと思った方は、ぜひ、弊社までご連絡ください。首を長くしてお待ちしております!